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医療保険を会社別に分析

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オリックス生命

医療保険と言えばオリックス生命、そしてキュアに勝るものが無いとも言われるぐらい人気の医療保険です。

もう説明は要らないぐらいのシンプルな医療保険で、本来であればこれぐらいのシンプルさで分かりやすい保険が望まれている現代だと思います。

また、保険料の安さも業界の中では一つ突き抜けていますので人気の高さが未だに落ちる気配はないです。

医療保険の種類にしてもキュア、キュアレディ、持病のある方用にキュアサポート、死亡保障付き医療保険のリリーフダブルがあります。

契約者のニーズにも応えることができるのが最大の魅力でもありますので保障内容も7大生活習慣病に特化させることで幅広い保障対応に満足度はかなり高くなっています。

ただ、FPからの観点からはキュアを安易に提供するのは危険でもあります。

確かに医療保険の中ではコスト、保障面とバランスの取れた商品ですが、医療保険の必要性を問いた後での選択ならOKです。

入りやすい医療保険だけに簡単に加入して効果的に使えなかったら意味がないです。

ライフネット生命

ネット生保の大物であるライフネット生命ですが、医療保険の分野でも人気の高さを誇っています。

ここの医療保険は終身医療保険をメインとしており、一生涯の保障と保険料も上がらない仕組みは勿論のこと、オススメコースを選ぶと、がん治療や先進医療に対した保障を厚くさせることができます。

ライフネット生命の終身医療のポイントは使える特典は確実に使うことです。

例えば短期入院と日帰り入院にも対応できるように5日以内の入院でも、1律の5日分の入院給付金を受け取ることができます。

これは短期の入院が増加している傾向にあるのが理由で短期の治療に関しても万全な保障で対応してくれます。

そして、三大生活習慣病への対応に関しても入院給付金の支払い限度日数が無制限となっております。

これは心疾患やがんは再発による入退院を繰り返す現実に対しての配慮だと思います。

また脳血管疾患に関してもデータ的には平均で3か月の入院が必要と出ているので、この保障内容なら安心できるかと思います。

アクサダイレクト生命

アクサダイレクト生命の医療保険はあまり聞き慣れないかと思いますが、アクサの一生保障の医療保険、スマートケアも比較検討に入れてもよいかと思います。

これからの医療事情に対応した医療保険内容となっていまして、まず保険料の安さには驚きます。

40歳、5000円の入院給付金で1600円台と破格の保険料で用意しております。

勿論、プラン内容がライトとスタンダードに分かれているので保障内容は要確認が必要です。

しかし、この値段で医療保険が組めるのが大きなポイントで正に医療事情と経済事情も考えた保険内容です。

また、日本初の日帰り手術の通院も保障してくれるので細かいところまで行き届いた保障が売りの保険内容となっています。

そして、先進医療特約やプラン分けなどから分析するとローコストでピンポイントな保障提案に徹している姿勢が見えます。これこそが医療事情を踏まえた保険商品の設定だと思います。

FWD富士生命

会社名が変わった富士生命ですが、画期的な医療保険を提供しています。

入院給付金や通院、手術などの保障が医療保険には付いていますが、富士生命の医療保険ベスト・ゴールドは病気やケガで入院したら、手術などの有無に関わらず、最高で20万円の一時金を受け取ることができます。

その一時金は入院にかかる出費を自由にあてることができますので確実に対応してくれる医療保険です。

また契約者、被保険者にも分かり易い保険としても人気が高いです。

そして、長期入院に対しても入院日数が30日経過するごとに一時金を1回の入院で2回まで受け取ることができます。

数ある医療保険の中では一番分かり易い内容になっています。

ベストゴールドというブランド名は旧富士生命時代からも人気の商品です。この医療保険に関しても検討するのに十分な価値の医療保険です。

SBI生命

損保会社としても人気のあるSBI生命ですが、終身医療保険も一度チェックしておきたい医療保険の一つです。

終身医療の「も」はとてもユーモアな医療保険で名前も面白いですが内容も一般の医療保険から退院後の在宅保障まで大きな範囲で被保険者をカバーしてくれます。

これは病院での治療費が問題ではなく病気になった後のケアも保障してくれる他にあまりない医療保険の形になります

また、介護関連サービスへの提供も積極的なので高齢者の方などには強い味方になってくれる保険会社です。

まとめ

このように各社の医療保険を精査させて頂きましたが、昔の医療保険と大きく違うのが各社、それぞれが何かに特化した形で医療保険を提供しているところです。

あるところは保険料、生活習慣病、一時金、通院後ケアなどで特色を持っています。

しかし、これには大きな理由があって医療保険の必要性が薄れてきている傾向があるからです。

例えば治療で使うお金を別で貯蓄している場合であれば病気になったら100万円ぐらいあれば特に保険に頼る必要がない部分もあります。

先進医療にしても確率的にはわずかでそれに怖がっていたら保険への加入に切りがなくなってしまいます

また、医療現場も早期退院があたり前となってきたので医療保険の活躍する場所はどんどん減ってきているのが現状です。

そうなると後は自分の体や生活環境、経済環境との相談だけになります。

この保険だったら自分にとってメリットが十分に出せると確信ができるものには医療保険への加入を検討しても良いかと思います。

ただ、新しく試みる保険会社が多い分、内容が少し複雑化されています。

分からない点が少しでもあったらFPへの相談をオススメします。