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保険の見直しで節約ができる

現役FPがオススメする保険の見直し 家計を助ける

現役FPがオススメする保険の見直し 家計を助ける

普段の生活費で頭を悩まされている主婦の皆さまは多いかと思われますが保険を見直すことで詰めている生活費を少しでも楽にさせることができます。 保険料の支払いは30年、40年と毎月の支払いがあります。これはライフラインであるガス、水道、電気料金と同じに近いと言えます。そうなると月々の数百円、数千円が改善されたら年間で大きな収益を生むことができます。 保険料を減らすのは解約すれば簡単なことですが、大事な保障を残しつつ保険料の支払いを軽くする方法を教えます。

生命保険の見直しで節約

まず生命保険の見直しでどれだけ節約できるかと言いますと、マネー雑誌などで生命保険の特集記事などがあります。

その記事を見てみると最大で2万円~3万円ぐらいまでの改善が見込める事例が沢山あります。

その大半が保険の重複と特約の付加、必要保障額の設定の高さが原因にあります。

保険の重複にはご主人と奥様の保険加入状態を確認してみると必要以上に終身保険や定期保険などを知らない内に加入しているケースがあります。

保険を掛けた分、返ってくる金額は大きいですが、保険金を受け取る前に自分の生活が破綻してしまうリスクが高いです。

知人や親族が保険会社にいるから、毎月の保険料が安いからといった理由で保険料を積み上げていくと何かあった時に支払えなくなります。

特約の付け過ぎに注意

そして、特約の付け過ぎにも注意が必要です。

主契約にオプションで付けられるのが特約ですが、付ければ付ける程、どんな状態にでも対処できますから安心できますが、その分、毎月の保険料の支払い金額は大きくなっていきます

保険会社側から見ると特約を付ければ付ける程、保険商品の利益率は高くなります。

そうなると契約者や被保険者が望むものは提案するのがベストと考えます。要はこちらのお財布事情は考えてくれていないのです。でも仕事ですから悪いとは言えないです。

特約1つの金額は小さいですが、あれもこれもと言っていると、いつのまにか主契約と同じぐらいの金額になってしまったこともあります。

保険にどこまで頼るかといった線引きを引く事が大事となります。

必要保証額の設定

そして、一番大きな要素を含むのが必要保障額の設定です。

保険を組むときに、これから自分達の生活に必要な保障額を決めていく作業があります。

ここがいい加減だと余分な保険料を支払うことになりますから保障額を専門家やFPなどのプロに算出してもらうのも手段です。

素人が必要保障額を全部出すのは少し難だと思いますから抜けや漏れが無いように保険にどれだけ頼るのかを正確に出す事です。

見直しの方法

さて保険の見直しをするポイントとして先ほどの3点に気をつけて見直しをしていきます。

次に問題なのが見直しを依頼する相手です。

今、思い浮かぶのが保険を契約した会社の営業マンか来店型と呼ばれる保険の窓口、FPなどを取り揃えた訪問型の保険マンモスがあります。

3種3用で良いところも悪いところもあります。

契約をした保険会社

まず保険を契約した保険会社の営業マンは喜んで相談してくれます。

現状を素直に話して希望通りのプラン内容への変更も率先してやってくれますが、大きな改善までは期待できない部分があります。

どうやっても自社の商品しか扱えないので見直しができる部分は限られてしまいます。

対面販売と呼ばれる保険の営業マンやセールスレディはどうしても人件費が保険に乗っかってきますので割高の保険商品が提示されてきます。

その分、保険へのアドバイスや定期的な見直し相談や将来設計も前向きに協力してくれるので助かります。

来店型の保険窓口

次ぎに来店型と呼ばれる保険の窓口などでは保険の扱い数が多い分、自分の保険とライフプランを検証して、あらゆる視点と手段を模索してくれます

ここで思い切って今までの保険会社から違う保険会社に乗り変えて劇的に保険料を減らすことが出来る可能性も高いです。

今までの保険は選択肢が少なかったですが、こういった来店型の保険サービスが出現してきてからは自由に保険を選ぶことができ、今まで知らなかった保険会社との出会いでスマートな保険料で手厚い保障を手に入れることができると思います。

しかし、弱点として来店型は店側の経営上、高利益な保険商品を販売してくる傾向があります。

店側にも販売する優先順位があって、相談しにきたお客様に対して店の都合で一番良い保険商品を勧めてくるケースが多々あります。

店側としても店舗経営上の家賃代や人件費が保険にかかってくる計算になります。

また、相談時間も煩わしい点です。

気軽に相談できるならもう少し利用客も増えてくるかと思いますが、問い合わせしたら1時間30分から2時間が必要となると言われると、そんな深刻な話ではないので見直すタイミングを逃してしまいます。

訪問型の保険マンモス

そして訪問型と呼ばれる保険マンモスなどはFPなどの保険に詳しい専門家を各地域に配属させてインターネットから相談希望があれば担当者が相談者の自宅、あるいは指定する場所まで来てもらうシステムです。

このシステムはかなり画期的で、まず心理的な部分で相談者のホームで相談を受けられる点です。

今までは保険会社側のホームで相談をしていると勧められた保険は断りにくい状況を自然と作っていましたが、場所が逆になれば自然体で保険の話を聞き、断ることも安易にできる環境になります。

更にFPといった保険だけではなく金融商品からライフプラン計画、家計のやりくりなどに関してのプロがあなたのライフスタイルの全体を考えて、保険商品のアドバイスをしてくれます。

限られた商品だけではなく国内、海外を問わずに今、ベストな保険商品の提案ができます

後は立場上、契約しても契約しなくても、どちらでも平等な目線でのアドバイスができるのがFPです。きっとあなたの力になるかと思います。

まとめ

このように保険の見直しは家計への影響を大きく与えることは間違いないですが人生、何が起こるか分からないです。

見直しした翌日に大きな病気や不幸なことが起きることもよくあります。

こればかりは見直しが裏目に出てしまったことになりますが、保険の見直しも何を目的にやるのかが大きなポイントとなります。

これから私たちの生活は物価高やライフラインの値上げなどで更に圧迫されてきます。

その中で自分達の万が一に備えるために収入の何パーセントを保険で補うかを個々で見定める必要があります。