保険に関する質問は普段は頭には浮かんできませんが、自分事になると分からないことだらけで質問しまくりたくなります。 しかし、実際に説明されても今度は理解に苦しみますから一度、紐を解いてから次の説明にいく丁寧な説明だと徐々に分かってきます。それでも徐々ですから保険は1度では理解がしにくいものでもあります。 今回は保険に関する質疑応答を中心に対応させて頂きます。
生命保険の商品について
生命保険に関しての注文の中で、結構多く聞かれるのが保険の加入時期についてです。
それが若いうちから入った方がお得ですかとの意見です。
この返答に関しましては、若いうちに加入した方がメリットは多くありますとの答えが正解です。
若い方が保険に加入しやすい
それにはまず2つ理由があって、若い頃に加入しておくことで病気へのリスクが少なく、健康体に近いので何の障害もなく保険に加入しやすいです。
そして、もう一つは保険料の安さです。
病気や死亡のリスクが低い若い世代は安い保険料で保険に加入できる仕組みになっています。
専業主婦の保険加入
次に専業主婦への保険加入についてです。
これも難しい部分があって保険は基本的に家計へ大きな影響を与える人が万が一の場合に保障してもらうために加入します。
そうなると世帯主である夫には生命保険の加入は必須だと感じますが、その配偶者への保険は家庭の経済状況によって左右されるケースがあります。
ここが第1ポイントになって加入への判断をどうするか悩むところです。
第2のポイントは配偶者が亡くなったケースを考えると残された世帯主への影響が懸念されます。
例えばお子様が小学生前で奥様が亡くなった場合だと保育園や託児所を利用する、やむをえず時短業務で仕事量が減る、在宅勤務に変更するなど収入が減って、支出が増えることで家計を圧迫します。
この事を考慮すると専業主婦でも最低1000万円ぐらいの死亡保障は欲しいところです。
3つ目は自殺の場合でも死亡保険金は支払われるかについてです。
この質問も多い案件ですが基本的には支払われます。
しかし、契約内容を紹介する約款などに自殺した時の保障の内容が書かれていると思います。
大体の保険会社が自殺に対しての免責期間を設けています。
ある保険会社は契約してから3年だったりします。
その免責期間に被らなければ保険金の支払い対象となります。
契約、申込について
契約や申込についての質問で多いのが病気をした時での保険の加入になります。
逆の立場にしても保険の加入については病気をしない人や病気へのリスクが少ない人を選びたいものです。
そうなると病気や持病を持っている方は加入が難しい面があり、また条件付きの保険加入になるケースが多いかと思います。
では、契約時に風邪などをひいている場合は保険の加入は可能でしょうか?という質問がよくあります。
これに関しては病気を治してから再度、契約することをオススメします。
実は風邪は万病の元と言われるぐらいで、たかが風邪と思いきや大病へと発展する可能性を秘めています。
それを考えると各生命保険としたら病気を治してからの契約の方が賢いと思います。
次に、こちらの質問も多い案件です。
高血圧での保険加入ができるかの有無です。
高血圧は大病と背中合わせですので保険会社側から考えれば、まずNOと言われるのは間違いないです。
しかし、最近になって少し緩くなってきた会社もあります。
こういったケースでは被保険者の告知が判断基準となりますので高血圧だけと薬を飲んでいる、飲んでいないで大きく判定が変わることもあります。
保険金の請求
保険金の請求についても質問が多いところです。
何にしろ、保障してもらうために毎月、保険料をコツコツ支払っているのです。
しかし、注意する点として支払いができないケースがありますので事前に把握しておくことをオススメします。
後で貰えるものと思って、あてにしていたら貰えなかったとがっかりせずに済みます。
責任開始日付の保険内容
よくある事例としては責任開始日つきの保険内容です。
がん保険や定期保険にあるように契約してからある日程の責任開始日が設けられています。
要するにこの日より前だと契約は無効になるということです。
これは保険を悪用しないために設けられたルールです。
次に先進医療給付金の支払い事例についてです。
これも理解するまでは少し複雑でしたが、簡潔に言いますと厚生労働大臣が定める先進医療による療養方法で尚且つ指定された医療機関で受けた場合のみ保険金が受け取れる条件です。
その他には妊娠・出産に関わる給付金の支払い対象についても多い質問です。
医療保険での保障となりますが正常妊娠や正常分娩では対象になりませんが、切迫流産や早産、妊娠高血圧症候群による入院、帝王切開の場合は支払い対象となっていきます。
保険料の支払い
保険料の支払い方法には口座振替やクレジットカードなどがあります。
支払い期間も基本的には月払いになりますが年払いなど各生命保険会社によって違ってきます。
また、この保険料の支払い方法をある程度、集約する保険会社もあります。
これは支払い方法や管理システムを簡単にすることでコストを下げて保険料へ貢献する会社もあります。
また、給付金を受け取っている場合でも保険料を払い続けるのかといった質問がとても多いですが、就業不能保険を例にしてみると答えはイエスです。
しかし、高度障害状態の場合は保険料の支払いは免除とされます。
まとめ
この保険に対する質問を抜粋して検討しましたが、まず質問の多さに驚いています。
非常に細かい部分の指摘などもあって保険商品の取り扱いなどは大変なところもあります。
保険に対する質問、疑問などは契約している保険会社にコールセンターなどで確認することをオススメします。
何故なら疑問やハッキリしない状態で保険を組んでいても、いざ請求するときに貰えないケースになって納得できない状態になります。
また逆に貰えないと勝手に判断して実は保険金を貰うことができたケースなども結構あります。
必ず保険での出来事は契約している保険会社へ確認をすることです。