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保険の組みわせがポイント

現役FPがおすすめする 賢く保険に入る

現役FPがおすすめする 賢く保険に入る

月々、平均1万円から2万円ほど支払っている保険料、年間では約20万円 人生で計算すると40年間支払ったと過程したら800万円ほどにもなる生命保険料です。 よく住宅ローンの次に高いお買い物が生命保険料と言われています。確かに人生に欠かせない大きな保障はより自分の人生を広げてくれる必要不可欠なものと感じています。 しかし、必要なものと信じる固定観念によって過剰に保険を組んでいる人が結構います。 その金額は大なり小なりと様々ですが、できれば安い保険料で高い保障が得られる保険が望ましいと考えます。そうなると今の保険商品に対して賢く自分が選択する力が必要となります。保険の種類だけでも終身保険から定期、医療、がん、収入保障、年金、介護まで幅広くあります。長期でしっかり組むのか短期で保障を厚くさせるのか、特約をどこまで付加させるのかなど、あらゆる組み合わせが自分の人生にどうフィットさせるかがポイントになります。

違った目線で再度保険への必要性を考えてみるのも一つの手段です。

周りの人が加入しているから必ず加入しないといけない生命保険、社会人にもなったから終身保険は加入しておこう、医療は保険料が安いから若いうちから加入しておこうなど今までの常識だとこのような形になります。

しかし、保険の必要性は個々の人生のライフプランで変わってきます。

極端で言えば保険を要らない人生をおくっている人もいると思います。

本当に自分に必要な保険を選ぶことが賢く保険を選ぶための1歩になるかと思います。

特約付加を見極めること

次のポイントとして特約付加などを見極めることです。

保険は仕組みとして主契約と特約があります。

特約の内容はその保険に更に厚みを増すものがあります。

また、保障を受けやすくさせるためにサポートや保障範囲を広くさせるものなどもあります。

たかがオプションと言え結構、現場では活用されそうな内容を用意してくれています。

この場合、冷静に考えても必要に感じるだけとなるので保険の契約をするときは諦める気持ちが大事です。

使う前から100%確定できる保険なんて無いと思いますので特約に関したら最低限の保障を前提として付加すればよいかと思います。

昔は担当の保険レディに、これも必要、あれも必要と特約がかなり多かった保険を組めさせられた記憶がありますが、あれだけの種類の特約を並べられても意味が分からずに言うがまま契約していた頃があります。

特約付加についてのポイントは特約を付け過ぎないことに尽きます。

がん保険

次にがん保険への考え方を変えてみることです。

これは私自身もがん保険は不要なものだと思っていましたが、未だにがんでの死亡が多いことが必要性を高くしている要因にあります。

確かにがん以外の他の病気になった場合は一切保障がありませんが、がんになった時には手厚い保障にて治療を受けることができます。

また、がん保険はがんに特化していることもあって保険料も安いのですが、保険料に対しての保障額の設定が他の保険商品よりかなり良いことがわかります。

診断給付金から抗がん剤や放射線、通院から入院まであらゆるがん治療でのケースに対応できます。

収入保障保険

がん保険と同様に今の時代、必要とされているのが収入保障保険だと思います。

結婚して子供ができたら、父親なら子供の将来を心配します。

自分に何かあった場合でも安心して暮らしてほしいと願うものです。

そこで今までは大型保障として定期保険に加入する人が多かったと思います。

しかし、定期保険は若いころは保険料が少なくて手軽に入れましたが、リスクが高くなってくる40、50歳だと大きく保険料が跳ね上ります。

しかも全て掛け捨てですから予定外に生き抜いてしまった場合は何も残らないことになります

これは収入保障保険も同じですが、収入保障保険の素晴らしいところは必要保障額の設定に合わせた金額を自動的にスライドさせているところに尽きます。

このおかげで契約者は無駄な保険料を使わずに掛け捨てできているという認識になります。

そうなると保険料の安さもありながら保障額もそれなりに大きく設定できるのも大きな魅力です。

お金が無い若い夫婦にはオススメの保険になっています。

振込期間

保険を考えるポイントとして払込期間について理解しておくとお得さがついてきます。

これは保険の種類にもよりますが基本的には払込期間を長くすれば保険料の総支払額は増えていきます。

逆に短くすれば保険料はトータルで安くなります。

保険の契約期間は払込期間と同じではなく、有期払いにするか終身払いにするかでメリットも随分違ってきます。

そこは自分が何のために加入した保険かを指針として払い込む期間を1度考えてみることをオススメします。

例として貯蓄性のある終身保険なら短い期間で払込、解約金を膨らませることもできます。

低解約などの保険

最後に低解約などの保険を一度確認してみることをオススメします。

私には関係ないと思っていた保険商品が実は自分にとって最高のパフォーマンスをしてくれる保険商品だったこともあります。

低解約保険は主に事業主や経営者の方に最適なプランだと思いましたが、自分達にもメリットが大きく出るのなら思い切って利用してみるべきだと思います。

また、どうしても保険料が無い、足りないという方には無解約保険があります。

その名の通りに解約してもお金が一切戻らない保険です。

仕組みは簡単で返戻金を無くすことで保険料を抑えることができます。

人生にはいろいろあります。いつかお世話になる時期がくるかもしれないです。

まとめ

このように保険を賢く利用できる商品や加入の仕方などを挙げさせて頂きましたが、この他にも契約者貸付を上手く利用することや災害割増特約の付加などの話もありますが、最終的にはその人がどのように保険と関わってくるかによってメリットの大きさも変わってきます。

保険は本来ではシンプルなものですが、特約や条件、約款などが入り込んで複雑にさせています。

そのおかげで利用者である契約者に勘違いや間違った認識を与えてしまっていることが多々あります。

ご自分の人生と同じで保険も関わるあなたが素直に向き合うことで保険の本質が見えて上手に活用できるようになるかと思いま