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一人暮らしに合う保険は?

現役FPがオススメする 一人暮らしの人への保険

現役FPがオススメする 一人暮らしの人への保険

自分への保障や家族への保障の為に必要とされる生命保険ですが、一人暮らしでのケースは保険が必要とされるのかを検討してみます。一人暮らしと一言でいっても学生や社会人、老後など、いろんなケースが考えられます。それに対しての保険の選び方や考え方をご案内します。 また、一人暮らしにとって保険との付き合い方が変わってくるかと思います。今までは必要ないと思っていた人も意外にこれは使える保険が見つかることもあります。

学生の一人暮らし

学生時代の一人暮らしですと保険の必要性はあまり感じないかと思います。

確かに自分から保険に加入している学生は皆無に等しいかと思いますが、加入しているケースを探してみると親が保険に加入させているケースがほとんどだと思います。

実際に学生に毎月の保険料を支払っていくことは不可能に近いので親が子供に何か万が一の備えとして加入しています。

多くは終身保険になるかと思いますが、積立ができる点で今後の社会人の生活でも使っていける保険として扱いが良いです。

また、万が一の高度障害にも対応できるので安心です。

一人暮らしの息子、娘に対して親が何かあった場合の対応策として扱うことはベストだと思います。

しかし、本人がしっかり内容を把握していた方が今後の自分の為にもなると思います。

社会人の一人暮らし

社会人になってからの一人暮らしでは自分で稼ぐようになったら、自力で保険を組むことができますが、こちらも最低限の保障を確保する保険でよろしいかと思います。

万が一の保障としての終身保険と病気での入院が予想される医療保険です。

終身保険は自分の葬式代として300万円ぐらいの終身保険から将来を見据えた金額では800万円から1000万円までの終身保険を組むことが考えられます。

どちらでもよいのですが若いが故に無理をしない保険ライフを過ごしてほしいと思います。

医療保険は20代であれば1000円台の安い医療保険に加入しておくことで将来の医療費対策にもなります。

単身赴任中の男性などでも一人暮らしとなりますが、この場合は家族がいる場合となりますので家族への保険と自分への保険を両立して考えることが大事です。

また、どちらかが病気などで倒れれば経済的にも大変となりますので、その面を保険で補えるような保障内容と保障金額の準備が必要となります。

老後の一人暮らし

次に老後での一人暮らしになると医療費の心配が大きくなってきます。

自分の体のことですから自分がよくわかっている部分もありますが、誰も頼れないところがあります。

一人身なので子供や配偶者への保障は考えなくてはよい分、自分の世話をしてくれる人がいないことも認識しておく必要があります。

おひとり様が寂しいわけではなく、自分が病気や寝たきりになっても困らないような体制や環境を作りあげておく必要があります。

それを保険でどこまで賄うのかがポイントになります。

また、すべてを保険に頼らなくても貯金でカバーができるのなら保険の必要性は下がります。

女性での一人暮らしもそうですが、若いころは特に問題のない生活ができますが、30代、40代とガンのリスクやその他の病気への対応もしっかりしておきたいところです。

特に女性特有の病気には長く悩まされることが多くなってきます。

精神的に追い込まれていくと働きにも支障が出てきて生活もままならなくなってきます。

そうなると一人暮らしの生活は厳しくなってくるので健康への対策も大事ですが経済状況は常に安定させて何かあっても保険でカバーできる仕組みを作っておくことが大事です。

保険に頼らない一人暮らしがオススメ

でも最終的には保険に頼らない一人暮らしを目指すこともオススメしたいと思います。

特に独身であれば自分の身だけの安否を気にしておけばよいので保険の必要性は大きく減ります

医療保険でも医療費用として100万円貯金にあれば対応できるとも言われていますが、それは今の時代だけです。

これから数年後の医療事情も大きく変わってきますので時代にマッチした保険の選択が最適な手段とも言えます。

無保険と保険の入りすぎが目立つ

ここ最近の傾向として独身男性は無保険と保険の入りすぎが目立っています。

どちらが正しいかは答えが無いのですが、かなり極端になっているケースが多くなっています。

無保険に関しては、たまたま加入をし忘れているのか、あえて保険には入っていないかですが、これもご自分の人生設計によって必要不可となります。

あえて保障を保険に頼らなくても預貯金で対応できれば問題はないのです。

また保険商品も保障と貯蓄ができる2つの車輪を付けた賢い資産運用ですが運用率を上げたければ違った金融商品も沢山あります。

保険だけが全てではないと判断できるのです。

また、保険の加入し過ぎの人に関しましては保障額が大きすぎる人が稀にいます。

独身男性で死亡保障が2000万円だったりするケースがあります。

この保障額は流石に独身では多いですし、死亡したときに誰に残す為の保険かをよく考えて加入するとよいと思います。

死亡保障のポイントでもありますが、誰に残す保険かが重要となります。

保障があるだけで安心してしまうものですが、その後のことを考えずに保険を組んでいる方が大勢おられます。

誰に、どれだけの金額を残すのか、そして保険の運用率とリスク回避をどれだけ活用できるかで同じ保険でも個々で違ってくるのではと思います。

まとめ

このように一人暮らしでのケースは無理に保険に頼る必要性も無いかと思います。

しかし、それは現状の社会制度をしっかり把握した上での判断となりますから関係ない話でもないです。

また、社会のルールはいつでも、どんなときでも急に変わります。

そのあたりの社会状況の流れを見極めるのも大事です。

その為には住んでいるのは一人でも貴方の周りには協力者が沢山いますので相談することも自分の視野を広げるために必要なことだと思います。

今回は独身者の為の保険の選び方をしましたが、保険へのニーズが少ない分野での内容となりましたので複雑なことは一切なくシンプルな内容になっています。

自分は保障が欲しいのか欲しくないのかに限る内容となってきます。

保険がいらない方にとっては違う形での保障するものを作ればよいですし保険商品の仕組みを利用したい方であれば必要な分を利用する形になります。